<天皇杯:東京4-2京都>◇決勝◇1日◇国立

 京都が9年ぶり2度目の優勝を逃した。前半13分、MF中山博貴(26)が先制点を奪ったが、その後に4失点。後半26分に途中出場のFW久保裕也(18)が1点を返したが、あと2点が遠かった。

 大木武監督(50)は「私の努力不足。J2同士の決勝でレベルが低いと言われたけど、そんなことはない。選手たちには感謝したい」と、元日の決勝まで駒を進めた選手たちをねぎらった。FW久保は「(天皇杯でJ1相手に)やれるという手ごたえはつかめたが、もっとやれるしやらなきゃいけない」と、さらなる成長を誓った。