浦和は30日、駒場スタジアムのネーミングライツ(命名権)を獲得することで、同スタジアムを所有するさいたま市と基本合意したと発表した。今後、正式契約に向けて協議を進めていく。駒場スタジアムは、Jリーグ開幕時から浦和がホームスタジアムとして使用。「聖地」としてファン、サポーターに親しまれている。また新名称については、公募することも併せて発表。4月1日~20日まで、浦和の公式HPとさいたま市内にあるオフィシャルショップ、公式戦開催時(4月14日、18日)の埼玉スタジアムで投票ができる。橋本光夫社長(62)は「基本合意を結ぶことができて、うれしく思う。今年はクラブ創立20周年でもあり、スタジアムのハード面の維持でも、スポーツの振興も含め、地域の活性化に協力していきたい」と話した。現在改修工事中の同スタジアムは、4月から陸上トラックの利用が再開され、7月からグラウンドの利用が開始される。