Jリーグは17日、試合中にプレーが途切れた時間を除いた実際のプレー時間である「アクチュアル・プレーイング・タイム(APT)」の今季J1第5節までの数値などを発表し、1試合平均では首位の仙台が最も短く50分31秒となった。最長は浦和の60分15秒で、J1の全体では54分44秒となっている。

 観客の観戦時間を大切にする趣旨に立ち、その1つの指標となるAPTの増加を目指す。Jリーグの中西大介事務局長は「サッカーの魅力を損なう行為を減らすことに重きを置いている。短いから魅力的でないとは限らない」と説明した。