<J2:町田0-1松本>◇第10節◇27日◇町田

 昇格同期組の松本とのJ初対戦で5試合ぶりの勝利がほしかった町田だったが、ホームで惜敗した。

 前半は松本の堅守速攻に苦しみ、攻めの糸口がつかめなかった町田。松本のボールを奪ってから縦にシンプルにしかける攻撃と、その後の波状攻撃から何度もきわどいミドルシュートを打たれた。

 前半終盤には松本のプレスが弱まり、ボールがまわりはじめる。それを見たアルディレス監督は、後半開始時にテクニシャンのMF鈴木崇文を投入。トップ下に配置する。後半5分には長短のボールをシンプルにさばくMFマーシャルを入れた。これが奏功し、後半は一転町田ペースに。この時間帯に3枚目のカードを切って勝負を決めたかった町田だが、ボランチ薗田が負傷でプレーできなくなり、攻撃的な交代ができなかった。逆に、それまでボールをさばいていたマーシャルのドリブルを中盤の底でつっかけられ、カウンターを浴びる。後半31分、パス1本で1対1になってしまった松本FW船山のドリブルをGK修行が倒しPKの判定。これを船山に決められてしまった。

 終了後の会見でアルディレス監督は「選手が自信を失っている」とコメントしたが、JFL時代からの苦難を乗り越えてきたDF太田康介は「下を向いているひまはない」と3日後の横浜FC戦に気持ちを切り替えていた。

 アルディレス監督

 前半はたいへん悪かった。恐れを感じてプレーしていた。ハーフタイムは怒っていた。負けることはあっても、プレーしようとしないで負けることはあってはなりません。庄司とマーシャルの交代は、チームとしてボールを保持したかったから。結果がついてこないということで選手が少しづつ自信を失ってきていたかもしれません。本来であればできることを、自信を失ってできなくなっている。

 MF庄司悦大

 後半これからゲームをつくろうと思ったときに交代。真ん中でボールを受ける選手がいなかったので(ボランチの位置まで)おりて自分が受けようと思った。ボールがさわれないというより来なかった。

 DF太田

 セカンドボールを拾えなかったことが、ペースを握られた原因。前半はうしろだけでつないでいる場面が多く、前を向くようなプレーが少なかった。必要なのはターンするところでターンする、勇気をもって前を向くことではないかと思う。自分たちのやることを全員で統一することが第一。バラバラではどんなに個がよくても勝てない。下を向いている暇はない。

 MF津田和樹

 ボールをもらいに来る選手が少なかったので流動性が出てこない。勇気をもってボールを受けることが必要。全体最適でやっていかなければ勝てない。次戦も高いFWのいるチームとの対戦だが、セカンドボールを拾うことができれば自分たちでボールを動かすことができる。