神戸は30日、和田昌裕監督(47)の解任を正式発表した。

 後任監督については、昨季までG大阪を10年間率いた西野朗氏(57)にオファーを出しており、現在は最終交渉に入っている。

 次戦5月3日大宮戦(ホームズ)は安達亮ヘッドコーチ(42)が暫定的に指揮を執る。

 高橋悠太チーム統括本部長は「ACL出場を達成するためにも、早く(監督交代を)決断して、目標を達成したかった」と説明。日本代表DF伊野波に加え、MF野沢らを補強し上位進出を目指して今季のスタートを切りながら、リーグ戦で3勝5敗の13位に沈んでいることについても同本部長は「補強選手のクオリティーを100%出し切れていない」と語り、解任の理由になったようだ。この日朝の練習前には、選手にも監督解任を説明した。