神戸の西野朗新監督(57)は25日、初采配となる26日の鹿島戦(ホームズスタジアム神戸)に向けて「流れやピッチ上の感覚のイメージはしてきた。不安はあるが、自分を引き出して(感覚を)よみがえらせたい」と意欲的に話した。チームはこの日、神戸市内で約1時間の練習で調整した。

 就任して4日間の練習期間しかなかったものの、西野監督は「継続してやっていることを見る中で、選手の状態を把握してきた。(新たに)意識付けはしたが、サッカーがガラッと変わるわけではない」と話し、神戸の特長である堅守速攻を生かす考えを示した。