大宮は30日、鈴木淳監督(50)解任発表から一夜明け、志木市内のグラウンドで岡本武行監督代行(44)の指揮のもと、練習を再開した。練習前には、鈴木茂社長が選手たちを激励。「私は目標の勝ち点50獲得は諦めていない」とメッセージを伝えた。

 その後は選手だけで約5分間の緊急ミーティング。MFチョ・ヨンチョル(22)は「やるのは選手なので、こういう時こそ結果を出そうと話しました」。MF東慶悟(21)も「みんなで乗りきらないといけない時期が来た。みんなで守って、みんなで攻めるのが大宮の良いところ。監督が代わるのもチャンスとらえて競争が生まれればいい」と強い決意を話した。後任監督人事は元スロベニア代表監督や、Jリーグ監督経験もあるズデンコ・ベルデニック氏(63)に一本化して交渉を進めている。