J1仙台は4日、仙台市内で練習を行った。6日のナビスコ杯アウェー広島戦に向け、2本の紅白戦などで調整した。広島戦から中2日でC大阪とのゲームがあり、チームに故障者も出ていることから、フレッシュなメンバーで臨むことが濃厚だ。

 1本目は2トップの一角にFW中原貴之(27)を起用。さらに右サイドにはFW武藤雄樹(23)を入れ、ボランチにルーキーMF奥埜博亮(22)を配置した。手倉森誠監督(44)は「高さの中原、ドリブルとスピードの武藤、オールラウンドでユーティリティー性のある奥埜。リーグ戦では十分に表現し切れていない彼ららしいプレーを、存分にやってほしい」と期待を込めていた。