浦和は17日、さいたま市内の大原グラウンドで、20日のアウェー仙台戦(ユアスタ)に向けた練習を行った。DFラインからロングボールを両サイドに送り、サイドから崩すイメージを徹底した。左サイドから好クロスを供給したMF梅崎司(25)は「ゴールに結びつくプレーがしたい。仙台は切り替えの速いチームなので、サイドがどれだけ走れるかがポイント」と士気を高めた。

 2位仙台とは勝ち点3差。首位広島とは同6差のため、残り6戦で逆転優勝するには絶対落とせない一戦となる。MF柏木陽介(24)は「仙台戦に負けたら90%優勝は厳しくなる。でも勝つことで、より可能性は広がる。どんなに走っても死ぬわけではないので、しんどいことをやりがいに戦いたい」と気迫を込めた。