浦和は24日、さいたま市内の大原グラウンドで約1時間半、練習を行った。11対11のハーフコートを使用したミニゲームで、主力組は新3バックを試行。左のDF槙野智章(25)が右に。センターは負傷のDF永田充(29)に替わりDF浜田水輝(22)、左にはDF野田紘史(26)が入った。27日のC大阪戦(埼玉)に向け、槙野は「右に入ってもやること、求められていることは一緒。左とは見方が変わりますが…。試合でやるかはまだ分かりませんけど、いいバリエーションになる」と話した。

 6日の札幌戦(埼玉)、20日の仙台戦(ユアスタ)で今季初の連敗を喫し、首位広島との勝ち点差は6。残り5試合での逆転優勝は非常に状況は厳しくなったが、可能性はゼロではない。「今日の練習でも、前への推進力の意識づけが重点」と槙野。攻撃の意識も高め、練習後はFW原口元気(21)、MF阿部勇樹(31)と約15分間、居残りでシュート練習を繰り返した。