J1残留圏ギリギリの15位神戸は30日、神戸市内の練習場で、12月1日の最終節広島戦(ホーム)に向けた最終調整を行った。

 練習場にはサポーターが「絶対J1」という大きな横断幕を掲げ、選手らを励ました。

 勝てば自力で残留が決まるため、元日本代表のエースFW大久保嘉人(30)は「がむしゃらに、アグレッシブにいくしかないよね。俺は最後は自由にやるよ。後悔したくないから、チームとして、やらないことはやりつつ、自由に動く」と言い切った。

 途中出場が濃厚なMF朴康造(32)は「みんなサッカーの経験値は高いですから。僕は(相手DFの)裏を突いて、ゴールに直結する動きをしたい。結果を出したい」と意欲満々だった。

 本拠地での今季最終戦は、残留がかかっていることもあり、超満員が予想される。大観衆の前での大一番となることから、朴は「(元トルコ代表FWの)イルハンが来た時くらいのイメージ?

 その中でやれたら最高ですね」と話した。