<天皇杯:横浜0-0(PK7-6)名古屋>◇23日◇準々決勝◇瑞穂陸

 横浜がPK戦の末、名古屋を下し、2大会連続の準決勝進出を決めた。PK戦8人目で、GK飯倉大樹(26)が名古屋DF田中隼のキックを止め、死闘にピリオドを打った。

 打ったシュートは15本。ことごとく名古屋GK楢崎の好セーブにあい、なかなかゴールをこじ開けることはできなかったが、PK戦でFW小野裕二(20)以外の7人が冷静にゴールを決めた。樋口靖洋監督(51)は「次に進めたことが率直にうれしい。決勝までいって元日に喜びたい」と話した。