<ACL:仙台1-2江蘇舜天>◇1次リーグE組◇1日◇仙台スタジアム

 初出場の仙台が、決勝トーナメント出場を逃した。前半24分、左サイドバック(SB)蜂須賀のクロスに右SB菅井が頭で合わせて先制。同38分に追いつかれた後もポゼッションでは優勢だったが、江蘇舜天(中国)の固い守備にゴールを阻まれた。

 攻めあぐねていた後半17分、カウンターから左サイドを突破されて1-2と勝ち越しを許した。FW陣3人を投入してゴールを目指すも、同43分に途中出場のFWウィルソンがレッドカードで退場。ロスタイムに相手のファウルでPK獲得かと思われたが、主審の判定はペナルティーエリアの外。DF渡辺を前線に投入する策も実らず、勝ち点で並んでいた2位のブリラム(タイ)がFCソウル(韓国)と引き分けたため、予選リーグ敗退となった。

 初のACLは、ホームで1勝1敗1分。手倉森監督は「ホームで勝ち点3を取って、アウェーで1を取れば突破できる大会。コンディションのやりくりが苦しい中、総合力で乗り切ろうとしたが、難しかった」と敗因を挙げた。