<J1:名古屋2-1大分>◇第23節◇28日◇瑞穂陸

 名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(48)が監督としてJ1リーグ通算100勝目を手にした。オーストラリア代表FWジョシュア・ケネディ(31)の2得点で逆転勝ち。同99勝後、2試合連続引き分けで足踏みしたが“三度目の正直”でメモリアル星を手に入れた。

 古巣名古屋の監督になった08年から約5年半、プレッシャーの中、圧倒的なカリスマ性とベンチから革靴のままクリアボールをダイレクトで相手ゴールに蹴り込む世界屈指の技術?

 で勝利を重ねて愛するチームを強豪へと育て上げた。

 大好物のアユの塩焼きと納豆とCCレモンがある大好きな日本での監督通算100勝目だったが、同監督は笑顔もみせず「私は立ち止まらない。勝ち続け、伸ばしていく」と言い切った。だれよりも負けず嫌いで、勝利にこだわっている。

 なお、J1で監督として100勝以上を挙げているのは5人。西野朗氏、柏ネルシーニョ監督、鹿島トニーニョ・セレーゾ監督、ハンス・オフト氏、そしてストイコビッチ監督。5人目の100勝監督が誕生した。