名古屋は3日、ドラガン・ストイコビッチ監督(48)が契約満了に伴い、2013年シーズン末をもって退任すると発表した。

 非公開で行われたチームの全体練習後、同監督が会見。第一声は「私はまだ監督ですよ。あと7試合あります」とニヤリ。その上で表情を引き締め「今の私にとって重要なことは残りのシーズンに集中してしっかりやり切ること。最後の記者会見で皆さんにグッバイ、サヨナラと御礼を言いたい」と続けた。

 長年過ごしたクラブ、日本についても「私はこのクラブを愛しているし、日本を愛している。今後も友人であり続ける」と変わらぬ愛を強調した。

 その上で退任には「これがプロの世界。受け入れるしかない。悲しい気持ちはあるが、現実を受け入れなくてはならない。それが現実の人生であるから」と哲学的な言葉も残した。