<J1:名古屋0-2新潟>◇最終節◇7日◇東北電ス

 退任する名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(48)のラスト采配は完敗だった。けがと出場停止などで主力を欠き、若手中心の「ほぼセカンドチーム」という顔ぶれに未来を託した。

 名古屋のひとつの時代が終わった。クラブの偉大なレジェンドは監督という重責を離れしばらく休養する。「明日から新しい生活が始まる」。少しだけ寂しそうな笑みが、口元に浮かんだ。