仙台は14日、仙台市内で全体練習を行った。Jリーグが推進するアジア戦略の一環として、タイ・プレミアリーグのチョンブリからMFノッパノン・カチャプラユック(22)とスラウィット・ローガーウィット(20)の2人が練習参加。

 熱帯のタイから来た2人にとっては、雪が舞う仙台の冬は驚きだったようで、練習後には「寒い」と苦笑交じりに口をそろえた。

 ただ、モチベーションは高い。U-19タイ代表経験があるノッパノンは「日本のサッカーはすごく正確性が高い。もちろんチャンスがあれば、自分の道を切り開く意味でもJリーグでプレーしたい」。スラウィットも「Jリーグはアジアの中でもトップクラス。自分はもっと成長しないと難しいと思うが、日本のサッカーを吸収して帰りたい」と意欲的に話していた。