天皇杯で21大会ぶりの決勝進出を決めた横浜は、準決勝鳥栖戦から一夜明けた30日、横浜みなとみらいのマリノスタウンで軽めの調整を行った。

 FWマルキーニョスが今月上旬に退団し、1トップはFW藤田が務めていたが、累積警告で決勝広島戦は出場できない。

 樋口靖洋監督(52)は、タイトルがかかる一戦でFW端戸(はなと)仁(23)を起用する方針を明かした。「その準備はしてきたつもり。ラッキーボーイになる気がしますね」と活躍を予感していた。

 国立で1度もプレー経験がないという端戸も「これ以上にない舞台なので頑張りたい」と話した。