仙台は5日、元日本代表GK林卓人(31)が広島に完全移籍すると発表した。01~04年に在籍した古巣へ10シーズンぶりの復帰となる。

 林は07年途中にJ2札幌から加入。手倉森前監督が就任した08年以降のJ1、J2リーグ戦通算229試合のうち228試合でゴールを守り、昨年12月7日の東京戦でJ通算218試合連続出場のJ最多記録に並んでいた。

 仙台の絶対守護神だった林は「毎年クラブの未来について話し合ってきましたがなかなかそれもかなわず、クラブを離れることになりました。自分の気持ちとしてはいつか広島でプレーできたらという思いもあり、この決断に至りました。6年半の間、本当にありがとうございました」とクラブを通じてコメントした。また、中村伸コーチ(39)が広島のコーチに就任することも発表された。