今季からC大阪を率いるランコ・ポポビッチ新監督(46)が、ご機嫌で来日した。18日、家族を連れて関西空港着の航空機で到着。税関を抜けると、まだ幼い愛娘と手をつないだまま姿を見せ、集まったサポーターにも笑顔を振りまいた。

 C大阪は既に日本代表FW柿谷とMF山口の残留が決定。それでも新指揮官は「2人に全てを背負わすのでは、何も成し遂げられない。サッカーはチームスポーツ。もちろん2人の力は重要だが、残り9人の力も大切。チームとしての力を、生かしていきたい」と語った。

 C大阪は10年W杯南アフリカ大会のMVPでウルグアイ代表のFWフォルランの獲得に乗り出しており、同監督は補強面については「これからクラブと話し合いたい」と話すに止めた。