徳島は28日、昨季まで所属したDF三木隆司(35)が、現役引退することを発表した。

 今後はJ1名古屋の下部組織でコーチに就任する。

 三木は97年に当時J1の平塚(現湘南)入り。大分、名古屋を経て09年から徳島でプレーした。

 プレーオフの末にJ1昇格を決めた昨季は、リーグ9試合出場無得点だった。

 J1通算164試合2得点。J2通算231試合無得点。

 三木はクラブを通じて「17年の現役から引退することを決めました。徳島では5年間プレーすることができ、3年連続で最下位という状況からチームが少しずつ成長し、自分がいるうちにJ1に昇格ができて、チームに何かを残すことができたかなと思います」とコメント。

 さらに「私自身、これからもサッカーで生きていくことしか考えることができないので、しっかり勉強をして良い指導者になれるように頑張りたい」と語った。

 大分、徳島では主将を務めるなど、信頼度抜群のDFが、静かにユニホームを脱いだ。