仙台は宮崎・延岡キャンプ6日目の8日、J2大分と練習試合(45分×3本)を行い、合計2-3で敗れた。

 序盤から相手の積極的なプレスに苦しみ、パスをつなぎながら崩す攻撃の形を作れない。唯一のシュートだったFWウイルソン(28)のPKは枠を外れた。2本目は18分に相手GKのクリアミスをFW赤嶺真吾(30)が頭で押し込み先制。5分後にはFW武藤雄樹(25)がドリブルで抜け出して追加点を奪ったが、その後はショートコーナーから2失点するなど守備の課題を露呈した。

 アーノルド監督(50)は「結果は重視していないが、ボールを持っていない選手の動きなど修正しないといけない点は見えた」と収穫を強調していた。