11日にACL1次リーグで山東魯能(中国)と対戦するC大阪のポポビッチ監督(46)が10日、相手の攻撃陣を警戒した。

 「(ブリーラムと1-1で引き分けた)初戦のVTRを見ても、とてもクオリティーが高い。(元ブラジル代表FWラブ、ブラジル人FWアロイージオ、元アルゼンチン代表MFモンティージョの)外国人は3人とも違いを見せられる選手。中国人の選手もいい働きをしていて、質が高い」と話した。

 主将MF山口蛍(23)は「前に速いサッカーをしてくると思うので、それに負けないくらい強い気持ちを出して勝ちたい」と、必勝を誓った。

 一方、昨年ブラジルのアトレチコ・ミネイロを率いて南米王者となり、クラブW杯で世界3位に輝いた山東魯能のクカ監督(50)は「C大阪はボールコントロールがとてもうまい。今回はとても難しい試合になると思う」と分析。山東魯能は7日に行われたリーグ開幕戦を1-0で勝利し、8日に来日。同日に徳島戦があったC大阪よりもコンディション面では有利で、DF載琳(26)は「フォルランと柿谷はとても攻撃力のある選手で大変脅威になるが、DFとしていい仕事をしたい」と、FW封じに意欲を見せた。