<J1:東京2-0C大阪>◇第8節◇19日◇味スタ

 4万人を超える観客がつめかけた一戦で、ホームの東京がC大阪を破った。

 前半から堅い守備でFW柿谷曜一朗(24)、フォルラン(34)らを擁するC大阪の強力攻撃陣を封じると、後半21分にFW平山相太(28)が左サイドを突破したDF太田宏介(26)のクロスを中央で合わせ先制ゴールを奪取。同32分には攻撃参加したMF高橋秀人(26)のヒールパスを受けたFW武藤嘉紀(21)がだめ押し点となるJ1初ゴールを突き刺した。

 平山は「得点しても調子が悪ければ外される。コンディションもメンタルも強いものを持っていきたい。今日の得点の感覚を大切にしたい」と話せば、武藤は「ナビスコ杯では(ゴールを)決めていますし、落ち着いて決められました」と笑みを浮かべていた。