浦和は8日、大宮との「さいたまダービー」へ向け、さいたま市の大原グラウンドで練習を行った。

 大宮から移籍してきたMF青木拓矢(24)は、4月2日のナビスコ杯大宮戦で、デビューし初得点。その時は埼玉スタジアムだったが、今回はNACK5スタジアムと、昨季までのホームでのデビュー戦となる。当然、大ブーイングが予想されるが「ブーイングは気持ちいいんでデカければデカいほどいい。ないとさみしい」と歓迎した。印象的なさいたまダービーについては「やっぱり去年NACKでやった試合。完璧だったし負ける気がしなかった」と1-0で浦和を完封した試合を挙げた。

 史上初めて、大宮から浦和へ移籍。ケガで出遅れたが、中盤でのハードな守備は失っていない。ベンチスタートが濃厚だが、出番が来ればナビスコ杯の再現を狙う。