<J2:岐阜1-1長崎>◇第19節◇21日◇長良川

 J2岐阜のラモス瑠偉監督(57)は長崎戦後、日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(61)の采配に疑問符を付けた。

 ギリシャ戦の後半にDF吉田を前線に送り出しパワープレーで対抗した采配に「それなら初めから豊田陽平やハーフナー・マイクを連れて行けって」と語気を強め「あの監督について行ったら、やばい、やばいよ」と不信感をあらわにした。

 選手に対してはラモス監督が子どもの時に言われたという言葉を引用して「可能性が1%でもあったら、あきらめたらダメ。コロンビアに勝って、1次リーグを突破して歴史をつくればいい」とエールを送った。

 試合は前半3分に岐阜がFWクリスティアン・ナザリト(23)のPKのこぼれ球をMF三都主アレサンドロ(36)が押し込んで先制した。しかし、同18分、ゴール前でフリーになった長崎MF東浩史(27)がゴールを決め同点に追いついた。後半攻め合ったが、引き分けで終了した。