<J1:C大阪1-2川崎F>◇第12節◇15日◇金鳥スタ

 W杯中断期間明けの一戦で、先手を奪ったのはホームのC大阪だった。スイス王者バーゼルへ移籍する日本代表FW柿谷のラストゲーム。

 その柿谷はベンチスタートになった。C大阪は前半19分に19歳のMF南野がゴール前で粘ったボールを、最後はMF安藤が押し込み先制。その後もC大阪は何度もチャンスを作った。

 川崎Fは守備の穴を突かれる場面が目立ったものの、前半終了間際には日本代表FW大久保がゴール前の狭いスペースで決定機を演出。シュートは惜しくもポストに弾かれた。前半は1-0のC大阪リード。

 川崎Fは後半15分に大久保が得点ランクトップに並ぶPKを決めて1-1に追いつく。同31分には途中出場のMF金久保が逆転弾だ。

 C大阪は南野が退場する不運もあり、同37分から柿谷が途中出場。しかし柿谷に見せ場はなく、C大阪は1-2で川崎Fに敗れた。