<J1:川崎F2-1浦和>◇第19節◇9日◇等々力

 3位の川崎Fが2位浦和との上位対決を制した。開始2分で先制を許すも、わずか1分後、FWレナト(25)が左足で押し込みすぐさま同点に追いついた。

 その後は決め手を欠いていたが、後半になると徐々に主導権を握り始め、後半33分。レナト、MF中村憲剛(33)とつなぎ、最後はFW大久保嘉人(32)。ペナルティーエリア右前から右足を振り抜き、ゴール左隅に決勝弾を決めた。

 大久保は2日の柏戦後、疲労の影響から4日間の休養をとっていたが、この日は先発フル出場。仕事を果たし「狙い通り。力が入っていなかったので、ちょうどよかった。考えずに打ったのがよかった」と話した。これで再び得点ランク単独トップとなる今季11点目を挙げ、チームも首位鳥栖、浦和との勝ち点差を1とした。