C大阪のマルコ・ペッツァイオリ監督(45)が、9日の東京戦でFWフォルランがとった不適切な行動について言及した。

 12日は大阪・舞洲練習場で、次節川崎F戦(16日、アウェー)に向け練習を再開した。

 前節東京戦で交代を命じられた際に、フォルランはベンチ前にあった飲料用のペットボトルを蹴り上げ、観衆が見ている前で怒りをあらわにした。

 この行動について、同監督は「あってはならないことで、試合の後にも話をしました。チームメートにも話をしましたし、そこに関しては終わっていること。FWとして(結果が出ずに)落ち込んだり、イライラしたりするのは普通のことだ」と話した。

 今後、先発から外すなどの対応を取る可能性があるかの問いには「ノーだ。それは考えていない」と断言し「2、3回、同じ事を繰り返すようであれば、考えないといけないし、罰金を科さないといけないが、そうではない」と説明した。

 さらに「彼はチームでお手本になるべき選手。人間は過ちを犯すこともある」と、かばった。

 今回の行動で、フォルランはクラブから厳重注意を受け、C大阪の公式ホームページ上でも謝罪のコメントを掲載している。