<J1:徳島0-1広島>◇第22節◇30日◇鳴門大塚

 広島は、28日に日本代表に初選出されたFW皆川が1トップで2戦連続で先発出場した。

 前半は広島がボールを支配してチャンスを作った。8分にFW皆川がゴール前で相手と競り合って、こぼれたボールをMF森崎浩がフリーで右足ボレー。32分には相手DFがハンドの反則を犯して、PKを獲得。皆川が、右足インサイドキックでゴール右隅に蹴り込んで、先制した。皆川の3試合ぶり今季3ゴール目で、広島がリードしてハーフタイムを迎えた。

 徳島は、後半12分、MF衛藤に代わって、FW津田を投入した。24分には左からのクロスを、MF大崎が左足でボレーシュート。ジャストミートせずにゴールを割れなかった。33分にはFW津田がゴール左で決定的なチャンスを迎えたが、左足シュートはゴールの枠をわずかに外れた。試合は1-0のまま終了した。

 広島は3試合ぶりの白星、徳島は今季初の連勝を逃してホーム初白星はまたもお預けとなった。