<天皇杯:東京1-2清水>◇4回戦◇7日◇味スタ

 清水のDFイ・キジェ(23)が2点に絡む活躍で、3年ぶりの8強進出に貢献した。

 後半24分、左足の正確なパスでFW大前元紀(24)の先制点を演出。同点とされた同31分には、ゴール前の混戦を体で押し込み、決勝点を決めた。

 代表遠征や故障者で主力を多数欠く中、チームの窮地を救ったヒーローは「かっこいいゴールじゃなかったけど、1点は1点。貢献できて良かった」と、笑顔だった。