名古屋は、アウェーC大阪戦(23日、ヤンマー)に向けて、22日豊田市内のグラウンドで非公開練習で調整した。

 チーム状況は最近5戦で3勝2分けと上向き。西野朗監督(59)はC大阪について「杉本(健勇)や永井(龍)のハードワークをベースに直線的な守備。ハイプレスで守る。前半戦の攻撃的なチームとはまた違う」と相手チームの印象を話した。前回のC大阪戦(5月3日、豊田ス)では1-2で負けた。

 23日のC大阪は今季入団した高校生JリーガーのFW杉森考起(17)がリーグ戦で初めてベンチ入りする。16歳で名古屋とプロ契約を結び、20年東京五輪での活躍が期待される若手のホープ。

 G大阪FW宇佐美貴史(22)のプレースタイルに刺激を受け、元G大阪の実好礼忠コーチ(42)などに、プレーのビデオをお願いしているという。西野監督は「(杉森は)ドリブルやシュートを個(自分で)行きたいと思っているところ」と宇佐美との共通点に上げた。性格面では「もっとずうずうしくてもいい」とアドバイス。途中出場の可能性もある。