<J1:広島1-1神戸>◇第26節◇27日◇Eスタ

 神戸は敵地で広島に勝ちきれず、7位のまま順位を上げられなかった。

 後半26分、8試合ぶりにケガから復帰したMF小川慶治朗(22)が、相手守備に倒されながらもFWマルキーニョスにパス。これをマルキーニョスが左足で冷静に決めて先制した。2点目を奪いに、同38分にはMF森岡亮太(23)が抜け出した小川への絶妙なパスでチャンスを作ったが、決めきれなかった。終了間際に広島DF塩谷に今季6点目となるゴールを奪われ、引き分けに持ち込まれた。

 久々の先発ながら、後半も積極的に走り続けた小川は「最後は足がつっちゃいました。(ゴールを)決めきれなかったのは、自分の実力の無さ。でも、チームの目標を達成できるように頑張りたい」。逆転優勝の目標に向かって、勝ち点3だけを見つめていた。