柏は1日、千葉・柏市内で練習を行った。リーグ戦(5日・ホーム)、ナビスコ杯準決勝(9日・アウェー、12日・ホーム)の広島3連戦に向けて、攻撃の形などを確認した。

 8日間に同じ相手と3試合こなすことになるが、FW工藤壮人(24)は「リーグ戦とナビスコ杯で駆け引きもあると思う。楽しみながらやりたい」と意気込んでいた。

 広島の守備陣に対して「前線の3人でポジションチェンジをして、コンビネーションもよくなっている。リスクマネジメントをしながら、広島の守備をうまく突いていきたい」と話した。

 また、アジア大会から帰国したU-21(21歳以下)日本代表のMF秋野央樹(19)も練習に参加した。

 準々決勝で韓国(0●1)に敗れ「悔しさがすごい残っている。攻め続けられていたけど、やられる気はしなかった。いつかチャンスは来ると思っていたけど、遅すぎた。いい時間帯に点を取られてしまった」と振り返った。

 敗退後は、16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会に向けてチームで話し合った。「まだ先は長いので、リオ五輪のメダル、ロシアW杯に向けてみんなで切り替えていこうと話した」と新たな目標を掲げた。