名古屋は10日、11日の天皇杯準々決勝清水戦(瑞穂陸)に向け、愛知・豊田スポーツセンターで前日練習を行った。

 第1グラウンドが芝生の手入れのため第2グラウンドで行われた。練習では気持ちの入ったミニゲームやシュート練習を行い、約1時間半調整した。

 FW川又堅碁(24)、日本代表に選出されたMF田口泰士(23)の代わりに、FW松田力(23)、MF中村直志(35)が先発で出場する見込みだ。

 西野朗監督(59)は「攻撃陣は地力があり、つかめにくい選手が多い」と清水を警戒。「リーグ戦、ナビスコ杯で期待に応えられていない状況で、チーム力を問われるゲームになる」と、天皇杯で初めてとなるJ1との戦いに気を引き締めた。