名古屋は広島戦へ向けて17日、愛知・豊田市内のグラウンドで調整練習を行った。柔軟体操やドリブルで体を温め、セットプレーの練習では守備も付けたゲーム形式での練習を繰り返し行っていた。

 西野朗監督(59)は広島を「独特のフォーメーションを組んでボールを動かしてくる」とチームの特徴を分析。MFレアンドロ・ドミンゲス(31)が左ふともも肉離れで戦線を離脱。「形を崩さない方が広島のフォーメーションには対応できると思う」と話し、レアンドロが欠場した神戸戦でも使った4-1-4-1のシステムよりも、広島のフォーメーションに対応するために4-2-3-1のまま戦う可能性が高い。

 広島には4月のホーム戦で5失点を許し負けている。「守備力が抜群に高いわけじゃないと思うので、積極的に攻撃し、前半戦の借りを少しでも返したい」と抱負を話した。