<J1:徳島2-2神戸>◇第28節◇18日◇鳴門大塚

 徳島が引き分けて、7試合ぶりに勝ち点を挙げた。

 前半、神戸に先制を許すも、終了間際の45分にDFアレックスが左足シュートで同点。後半7分には、DF橋内優也(27)のクロスを神戸DFがオウンゴール。徳島が一時は勝ち越すも、その後に神戸MF森岡に同点弾を決められ、あと1歩のところで引き分けとなった。

 とはいえ、この日は敗れれば条件次第で降格が決定する状況だったが、阻止した。オウンゴールを誘発した橋内は「情報としては知っていた。ホームで勝ててないんで、何とか勝ちたいと思っていた」。

 小林伸二監督(54)は「私自信大きい勝ち点になった。シーズンに繋がっていく可能性がある」とチームのステップアップに向け、前向きにとらえていた。