<J2:千葉2-1大分>◇第37節◇19日◇フクアリ

 千葉が、後半45分にFW森本貴幸(26)が決勝弾を決めて、大分に競り勝った。

 前半15分、MF谷沢達也(30)がGKとの1対1で、左足ループシュートを決めて先制した。その後は大分に攻められる時間が続き、後半44分に失点。しかし、1分後にMF佐藤健太郎(30)からのパスを森本が受け、反転して豪快な左足シュートをゴール左上に決めた。

 森本はそれまで、前半36分、右クロスに頭を合わせたシュート1本のみだった。ラストチャンスでしっかりと結果を残し「絶対にチャンスがくるから、決めてやろうと思っていた。最後にいいボールが来て決められてよかった。この勝ち点3は大きい」と喜んだ。

 先制点を決めた谷沢も「勝てたことが、今のチームを象徴している。この雰囲気を継続していきたい。ここから勝ち点1の重みが出てくる。最後までJ1昇格のためにがんばりたい」と話した。

 千葉は3連勝で勝ち点58とし、J1昇格プレーオフ出場圏内の5位をキープした。