名古屋は29日、東京戦(11月2日、瑞穂陸)に向けて愛知・豊田市内のグラウンドで練習した。細かいパスの連係、ポゼッションゲームなど約1時間半の調整。連戦で疲れが残る選手は引き揚げたが、FW川又堅碁(25)、FW松田力(23)など攻撃陣は西野朗監督(59)とともにグラウンドに残り入念にシュート練習を繰り返した。

 サイドのクロスからのシュートやGKのこぼれ球にもすばやく反応するなどより実戦的に動きゴールネットを揺らした。西野監督は3試合ゴールのないFW陣に「発奮してもらわないと困るしね」と居残り練習の意図を説明した。東京戦はMF田口泰士(23)とMFダニルソン(28)が出場停止。選手起用やシステム変更など問題は山積だが、指揮官は得点力不足解消に着手した。