<J2:福岡1-2松本>◇第39節◇1日◇レベスタ

 松本は、アウェーで福岡に競り勝ち、初のJ1昇格を決めた。

 試合後、反町康治監督(50)はチームスタッフと抱き合い、喜びを分かち合った。その後、ゴール裏のサポーター席へ向かい、選手とともにあいさつ。その後、選手の手によって3度、宙に舞った。「今日も選手に言ったんですが「一心不乱にやる」と。それをぶれずにやってきた。どの試合も非常に苦しいが、今日も苦しかった。(相手の)隙を突くことができて、我々らしい試合ができた」と振り返った。

 J1昇格については「我々スタッフの力だけでなく、たくさんのサポートのもと、今日もたくさん(サポーターが)集まってくれて、1人1人の力が結集している。ありがたい」と感謝していた。来季に向けては「J1は非常に難しいなかでやらないといけない。(サポーターへ)恩返しをして、これからもがんばりたい」と冷静に話した。