<J1:名古屋2-2東京>◇第31節◇2日◇瑞穂陸

 試合序盤は東京ペースで試合は進んだ。前半19分、右サイドから上げた名古屋FW矢野貴章(30)のクロスが東京DF森重真人(27)の足に当たりオウンゴール。名古屋はシュート数0で先制点した。

 東京も同21分、左サイドからドリブルで攻めるDF太田宏介(27)のクロスをFWエドゥー(32)が頭で完璧に合わせ同点ゴールを決めた。

 前半29分、FKのチャンスを得た名古屋。MF矢田旭(23)の左足で蹴ったボールをDF田中マルクス闘莉王(33)が頭でゴール左端にねじ込み勝ち越しに成功した。2-1で名古屋リードで前半を折り返した。

 後半6分、東京MF羽生直剛(34)からのクロスをコンビネーションプレーでFWエドゥーがシュートを放つもゴールならず。同10分、右サイドからDF牟田雄祐(24)からMF田鍋がフリーで右足を合わせるも枠を外れた。

 名古屋のシュートが続く中、同31分、MF武藤嘉紀(22)が中央からドリブル突破。左サイドから左足を振り抜き同点ゴールを決めた。名古屋は同43分、DF名古屋DF本多勇喜(23)からのクロスをFW永井謙佑(25)が頭で合わせるもわずかに外れゴールならず。最後まで攻め合うも2-2の引き分けで試合終了。