J2京都の川勝良一監督(56)が今季限りで退任し、後任にJ1神戸の和田昌裕元監督(49)の就任が濃厚になっていることが16日、分かった。

 今季途中に川勝監督に指揮を託した京都は14勝17分け10敗の8位と低迷し、1試合を残して4季連続でJ1昇格を逃した。

 今井浩志社長は和田氏との接触を認めた上で「(来季監督は)40代が理想的」と述べた。

 神戸で副社長も務めた和田氏は今季からタイ・プレミアリーグのチョンブリで指揮を執った。リーグ2位で年間最優秀監督に選ばれたが、退任が決まっている。

 今井社長は祖母井秀隆ゼネラルマネジャーが今季限りで退任するとし「育成アドバイザー」を要請する意向を示した。