名古屋の10選手が19日、愛知・豊田市内のグラウンドで「サンタチャレンジ」を行い、6本成功した。

 「サンタ-」とは、東日本大震災の復興支援を目的として12月14日にユアスタで行われるチャリティーマッチ、東北ドリームス対JAPANスターズ戦に子どもたちを招待するイベント。

 J各クラブが4~5人の選手を選び、1列に並べたボール20球をゴールのクロスバーを狙って蹴る。「当たった数」×「クラブが決めた倍数」のチケットを用意し、被災地の子どもたちを招くというものだ。

 サンタ帽子をかぶり、まずはGK西村弘司(30)FW永井謙佑(25)FW川又堅碁(25)DF牟田雄祐(24)MF田鍋陵太(21)の5人が挑戦。ボールがバーに当たるたびに、練習を見学したサポーターから拍手が起こる。20本蹴って4本成功した。

 次にMF小川佳純(30)MF磯村亮太(23)FW松田力(23)MF矢田旭(23)FW杉森考起(17)の5人で2本当て、合計6本となった。

 4度トライして1本当てた永井は「風があったので、とても難しかった」と少し悔しそうな表情。それでも名古屋の倍率設定は10倍で、子ども60人を招待することになった。