名古屋は21日、愛知県・豊田市内のグラウンドで清水戦(22日、アイスタ)に向けて約1時間半の練習で汗を流した。

 主将であるDF田中マルクス闘莉王(33)も声を出しながら練習を盛り上げ、自らのシュート練習では豪快にネットを揺らした。

 今節に向けて闘莉王は「プロとして、やるべき事をちゃんとやってくれればいい」と話した。前節東京戦はドロー。多くのチャンスがありながら、主導権を握る3点目を奪えなかったことに「男じゃねーだろ!

 何回チャンスがあったんだ!」とスパイクを地面にたたきつけて激怒していた。決めるべき人が決め、守るべき人が守る。快勝を望む闘将は「何も難しいことはない」と穏やかに話し、敵地行きのチームバスに乗り込んだ。