<J1:浦和0-2G大阪>◇22日◇埼玉

 浦和のMF宇賀神友弥(26)はチャンスを決められず、悔しがった。

 0-0で迎えた後半37分、MF柏木陽介(26)からのパスを受け、右足シュートを放ったが、G大阪GK東口の好セーブに阻まれた。

 前半14分にも、GK西川周作(28)のパスをDF槙野智章(27)がつなぎ、宇賀神のドリブル突破からチャンスを作ったが、ゴールを割れなかった。

 試合後には「失点までみんなでファイトして、自分たちの試合ができていた。自分を含めて決めきるところで決められない、典型的な試合になってしまった」と振り返った。

 それでも試合後、選手を迎えたのはサポーターの大きな拍手と声援だった。「レッズのサポーターはあらためてすごいなと思ったし、誇りに思える。そこで結果を残せなくて、申し訳ない」と謝罪の言葉を口にした。

 ホームでの優勝を逃して下をむきかけたが「サポーターから次だぞ、と声をかけてもらって、前を見させてもらった。今日はしっかり落ち込んで、明日からいい練習をしたい。高いジャンプをするためにはしゃがむことも大事だと思う」と話した。