今季限りでの現役引退を表明した仙台の元日本代表FW柳沢敦(37)が4日、仙台市内で会見を行った。

 決断の経緯については「ここ数年、自分の中で求めるものと実際のパフォーマンスとのギャップに葛藤があった。チームの中で僕自身が与えられるもの、残していけるものが限界に近づいていると感じていた」と語った。

 報道陣から「決断に悔いはないか」と問われると「はい」と、すがすがしい表情で答えた。

 6日の最終節アウェー広島戦がラストゲームとなるが「あらためてサポーターの皆さんに報告できる場があると思うので、しっかりと報告して感謝の気持ちを伝えたい」と話した。