神戸は5日、神戸市内の練習場で約1時間調整し、6日の最終節川崎F戦(ノエスタ)へ備えた。

 今季限りで退任する安達亮監督(45)は練習後、メンバーを集めて「最後なのでしっかり締めくくって終わりにしよう」と気合を入れた。最終戦に向けては「セットプレーから得点できるのでは」とポイントを挙げた。

 安達監督は12年シーズン途中から就任。ホームでのラスト采配について「プレッシャーの中でやれたのはいい経験。ありがたい」と振り返った。ユース時代から安達監督の指導を受けていたFW小川慶治朗(22)は「勝つ大切さを教えてもらった。勝利で送り出したい」と話していた。