<J1:大宮2-0C大阪>◇最終節◇6日◇NACK

 大宮が勝利で最後の望みをつなぐも、J2降格が決まった。

 試合開始から押し込んだのは大宮。3分にMF橋本晃司(28)の右足シュートが右ポストをたたくなど見せ場を作ると、同21分、FWズラタン(30)のグラウンダーの右クロスに、体を投げ出したのはMF金沢慎(31)。右足でゴール左に決め先制した。

 反撃したいC大阪は前半35分、DF丸橋祐介(24)の左アーリークロスにFW南野拓実(19)が合わせるもゴール左ポスト。すると後半5分、大宮はFWムルジャ(30)が左足で追加点を決め突き放した。後半32分にはMF泉沢仁(22)を投入し、鋭いドリブルから好機を演出。主導権を渡さず、そのまま快勝した。

 だが、15位清水が甲府と引き分け、勝ち点1及ばず16位が確定。J1昇格10年目で、オレンジ軍団がついに降格した。