<J1:浦和1-2名古屋>◇最終節◇6日◇埼玉

 名古屋が敵地で浦和の優勝を阻止した。試合開始早々に先制点を奪われ、後半途中で守備の大黒柱DF田中マルクス闘莉王(33)が負傷退場。苦境に立たされたが、その後にカウンターなどから2点を奪い逆転勝利を飾り、結果的に勝てば優勝だった浦和をどん底に突き落とした。

 西野朗監督(59)は試合後の会見で「他会場の結果はさっき(会見前に)聞いて驚きました。何やら(G大阪を)アシストした感じがしています。最終節の良い雰囲気の中で、(浦和)レッズを倒す、それほど痛快なことはない」と話していた。