<J1:徳島0-0G大阪>◇最終節◇6日◇鳴門大塚

 ホーム今季最多1万7274人が集まった注目の一戦で、徳島が奮戦して0-0の引き分けに持ち込んだ。

 結局、リーグ戦で本拠地勝利は成らなかったが、小林伸二監督(54)監督は「諦めずに戦ってくれた」と高く評価した。

 組織的な守備と高い集中力で、G大阪の攻撃を寸断。4人の最終ラインのすぐ前に守備的MFを1人置く新布陣が当たった形だ。

 しかし四国勢初のJ1クラブは3勝5分け26敗。勝ち点は現行方式で史上最低に並ぶ14と無残な結果に終わり、小林監督は「モチベーションだけで乗り越えるのは難しかった」と力不足を実感していた。